WinSunが3Dプリント製隔離病棟をパキスタンに出荷

WinSunはCOVID-19に対応した15棟の3Dプリント製隔離病棟をパキスタンへ向けて出荷した

建設3Dプリントのリーダーである中国企業 WinSun(Yingchuang)は、感染拡大が続く新型コロナウィルス(COVID-19)パンデミックとの戦いを支援するため、3Dプリント技術で建設された15の病棟を蘇州からパキスタンに向けて出荷した。

世界中で流行し、未だ収束の目処が立たない新型コロナウイルス感染症だが、パキスタンでは現在、累計267,000人が感染し、5,600人超の死者を出している。そのうち105,224件が医療支援を必要としており、深刻な状況に陥っている。

WinSunは、習近平総書記が提唱した広域経済圏構想「一帯一路」の取り組みの一環として、上海のパキスタン大使館を通じて、パキスタン国家自然災害管理局の国家災害管理協会(National Disaster Management Association/NDMA)と連絡を取り、パキスタンの熱帯気候に対応した気密性と断熱性を備えた独立型ブース(隔離病棟)を設計し、3Dプリントした。

この3Dプリント製隔離病棟は、湖北省西安寧市と山東省日照市で確認されたパンデミック発生時に既に使用されているもので(関連記事:新型肺炎治療に対処する医療スタッフ向け3Dプリント施設)、現場へ設置後、ドアと窓を取り付け、水道と電気を接続して直ぐに使用することができる。

WinSunでは現在、日産100セットの独立型住居を3Dプリントすることができる能力を有している。3Dプリント技術から生産されるこの構造物は、用途に応じてカスタマイズが可能なため、隔離病棟や宿泊施設の他、トイレ、コーヒーショップ、警備員室、災害救急室など、使用目的に応じて自由にカスタマイズできる。また、使用済みの構造物は回収され、粉砕、高温処理されて新たな3Dプリント用建築材料にリサイクルすることができる。


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