3Dプリント技術で大型洋上風力タービンを製造

RCAM TechnologiesとAccucodeが3Dプリントコンクリート洋上風力タービン部品を開発

3Dプリンティングコンクリート技術開発と構造物を製造するスタートアップ RCAM Technologies(以下 RCAM)は、ITサービスプロバイダー Accucode,Inc. とパートナーシップを締結。両社は協力し、洋上風力タービンを支えるための大規模な3Dプリントコンクリート構造物の開発に取り組む。

2017年にJason Cotrellによって設立され、今年初めにコロラド州経済開発国際貿易局(COLORADO OFFICE OF ECONOMIC DEVELOPMENT AND INTERNATIONAL TRADE/COEDIT)による新規事業アクセラレータープログラムから250,000ドルの助成金を得たRCAMは、再生可能エネルギーによるエネルギー効率化技術の研究開発および商業化を目的とする米国エネルギー省「国立再生可能エネルギー研究所(NREL)」プロジェクトの一環として、コロラド州コロラドスプリングスにあるAccucodeの新しい大規模な試験施設を活用し、陸上および洋上風力用タービンタワーの下部構造建設に大規模な3Dコンクリート技術を活用するための研究を行う。


Photo:RCAM Technologies

近代的な洋上風力タービンは、非常に高い塔とそれを支える大規模な基礎などが必要だが、あまりにも大き過ぎるため道路や鉄道を利用した物理的な輸送に限界がある。しかし、既存の製造技術を利用したワンオフのオンサイト建設方法は非常に高価であり、特に設置スペースが限られている港で製造される洋上コンポーネントの場合、必要とされる基礎構造物やタワーの製造に適した環境となっていない。このプロジェクトは、革新的なコンクリート3Dプリント製造法の実現の可能性を研究し、洋上風力タービンタワーと統合された基礎構造物を現場で構築するための最適な方法として開発および評価を行う。

この3Dプリントプロセスにより最大20mの高さまで構造物の建設が可能で、高価な型枠を利用せず、地域調達可能な低コストのコンクリートを使用し、従来の方法と比較して最大で80%のコストを削減することを目的としている。


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