ドバイで大規模コンクリート3Dプリンタを発表

Twente AM、ドバイで開催された展示会で大規模なコンクリート3Dプリンタを発表

住宅建設用3Dプリンティング技術に特化したオランダの3Dプリンタベンチャー Twente Additive Manufacturing B.V.(以下 Twente AM)は、最新の大規模コンクリート3Dプリンタを発表した。

この大規模コンクリート3Dプリンタは、カナダの都市ネルソンにある同社の研究開発センターで開発および組み立てられた後、2019年11月25日からドバイの世界貿易センターで開催された「Big 5 International Building & Construction Show(以下 Dubai Big 5)」で発表された。

Dubai Big 5で発表されたTwente AMのコンクリート3Dプリントシステムのワークエリアは8×5×5メートルで、同イベント会期中にコンクリート製の3Dプリント家具などをデモ造形。

Twente AMが開発する9軸構成のコンクリート3Dプリントシステムは、ワークエリアを延長可能なガントリーシステムプリンタで、従来の型枠成形では実現できない複雑な形状のコンクリート構造物を最大で391m³のボリュームでプリントすることができる。

中国の建設用3Dプリンタメーカー WinSun やデンマークの建設用3Dプリンタメーカー COBOD など、中国、中東、欧州を中心に大規模な建設用3Dプリントシステムの実用化が進んでいる。
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