欧州の建設用3Dプリンタ企業が中東で3Dプリント住宅を建築

UAEシャールジャ首長国は建設3Dプリンタ企業と協力し大規模な3Dプリント住宅を建設する

2013年にオランダで設立されたコンクリート3Dプリンティング・ソリューションのスペシャリスト CyBe Construction(以下  CyBe)は、アラブ首長国連邦(UAE)の首長国のひとつ、シャールジャ首長国の首都シャールジャ(Sharjah)にあるAmerican University of Sharjah(以下 AUS)大学「シャールジャ・リサーチ・テクノロジー・アンド・イノベーションパーク(Sharjah Research , Technology And Innovation Park 以下 SRTI Park)」内に建設される3Dプリント住宅のテクノロジーパートナーとして選定された。

このプロジェクトは、2019年の第3四半期までにSRTI Park内に同国初となる複数の3Dプリント住宅を建設するプロジェクトで、CyBeは建設用3Dプリンティングのスペシャリストとして、同プロジェクトの技術プロバイダーとして活動。
CyBeと共に同プロジェクトに参画するAUS大学は、建設用AMプラットフォームに必要なトレーニングを受けた工学部の学生グループを中心に、同プロジェクトに必要な技術と人材を派遣する。

年内に完成を目指す住宅は、中東の伝統的な外観を維持しながら低コストで運用可能な最先端の建設3Dプリント技術の能力を実証することを目的としている。

様々な分野に3Dプリント技術の導入を加速するアラブ首長国連邦では、ドバイを中心に3Dプリント構造物の建設が増加しており、2025年までに全ての建物の25%を3Dプリンタで建設すると言う明確な計画を打ち出している。


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