世界初!3Dプリント製3階建てアパートを建設

ドイツの建設会社が大型建設用3Dプリンタを使用して3階建てアパートを建設

ドイツに本拠を置く型枠および足場シス​​テムの世界最大メーカーの1つ PERIGroup は、3Dプリント建築サービスを提供するため導入したデンマークの3Dプリント会社 3D Printhuset によって設立された COBOD の大型建設用3Dプリントシステムを利用して、世界初となる賃貸向け3階建てのアパート(集合住宅)を建設していることを発表した。

ドイツ初の3Dプリント住宅を建設するなど、建設3Dプリント技術の実用化を目指す PERIグループは、今回新たにドイツのワレンハウゼンに380メートル四方の3階建て集合住宅を建設。この構造物は、COBODがラインアップする世界最大級の建設用3Dプリントシステム「BOD2」を使用した5つのユニットから構成されている。

今回のプロジェクトは、12.5×20×7.5メートルの「BOD2」を使用して3Dプリントされており、最大100cm/秒のプリント速度から、1時間に10トンのコンクリートをプリントまたは打設。カスタマイズされた BOD2 プリントシステムは、1m²のダブルスキンファサードをわずか5分でプリント。

本プロジェクト完了後に完成したアパートは、地元の建設会社 Michael Rupp Bauunternehmung GmbH が所有し、賃貸物件として一般提供されることが予定されている。


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