建設3Dプリンティング企業ICONが3500万ドルを調達

ICON、建設3Dプリント技術拡張のため3,500万ドルを調達

テキサス州オースティンに拠点を置く建設用3Dプリント専門企業 ICON は、ベンチャーファンド Moderne Ventures が主導するシリーズA投資で、新たに3500万ドル(約37億1000万円)を調達。2018年のシードファンディングラウンドで900万ドルを調達した ICON は、今回の資金注入により調達資金総額が4400万ドル(約46億6400万円)へと拡大した。


テキサス州オースティンにある3Dプリント住宅 Photo: Regan Morton Photography

建設3Dプリンティング分野において注目すべき企業の1つである ICON は、Moderne Ventures 主導の基、国際的な建築会社である BIG-Bjarke Ingels Group、CAZ Investments、Citi、Crosstimbers Ventures、Ironspring Ventures、Next Coast Ventures、Oakhouse Partners、Trust Ventures、Vulcan Capital、Wavemaker Partners などから資金を調達。
ICON は、今回の資金調達により既存のプロジェクトを継続し追求するだけでなく、チームを拡大し、革新的な3Dプリント住宅を設計・建設し、コスト効率が高く環境に優しい住宅を提供するというミッションを推進する。

2018年に次世代の建設3Dプリントシステム「Vulcan」3Dプリンタを発表した同社は、貧困によるホームレス問題に取り組む非営利団体 New Story と共同で、貧困地域に3Dプリント住宅を供給する慈善プロジェクト「世界初の3Dプリント住宅コミュニティ」の一環として、テキサス州オースティンに初の3Dプリント住宅を建設した。

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