広さ1,900平方フィートの3Dプリント住宅

SQ4D、1,900平方フィートの3Dプリントホームの建設を完了

ニューヨークに拠点を置く3Dプリンタ製造およびサービス会社 SQ3D(S-Squared 3D Printers)が運営する SQ4D は、2019年7月に発表した500平方フィート(約46.5平方メートル)の3Dプリント住宅に次ぐ新たなプロジェクトとして、広さ1,900平方フィート(約176.5平方メートル)の3Dプリント住宅を建設した。
関連記事:12時間で完成した3Dプリント住宅

SQ4Dは、特許出願中の自律型ロボット建設システム「Autonomous Robotic Construction System(以下 ARCS)」を使用して、僅か12時間で500平方フィートの3Dプリント住宅を建設。今回発表された1,900平方フィートの3Dプリント住宅の建設時間は約48時間(トータル作業日数8日間)で、6,000ドル未満で建設された。
ARCSは、従来の建設作業から20以上の作業を排除し、建設時間の短縮と建設材料コストを30%削減。コンクリート3Dプリント構造物は、強度が高く耐火性にも優れている。


2019年7月に12時間でプリントされた500平方フィートの3Dプリント住宅

メキシコ南部に建設中の世界初の3Dプリント住宅コミュニティ(関連記事:メキシコに建設中の3Dプリント住宅を公開)やドバイに建設されたギネス認定の世界最大3Dプリントオフィス(関連記事:ドバイに世界最大の2階建て3Dプリント施設が完成)など、ここ数年で建設3Dプリント技術の実用化が益々拡大している。


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