中東の建設会社が世界最大の建設用3Dプリンタを導入

サウジアラビアの建設会社が世界最大の建設用3Dプリンタを導入、国内の住宅建設を拡大する

サウジアラビアの建設会社Elite for Construction&Development(以下 エリート)は、デンマークの3Dプリント会社3D Printhusetによって設立されたCOBODがラインアップする大型建設用3Dプリンタ「BOD 2」を導入した。

今年5月末までに出荷される予定のカスタマイズされた建設用3Dプリンタ「BOD 2」は、幅12メートル×長さ27メートル×高さ9メートルで、建設用3Dプリンタとしては世界最大のサイズであり、1フロアあたり300平方メートル以上の3階建ての建物を、一度にプリントすることができるサイズとなる。

サウジアラビアは、サルマーン国王主宰による経済改革計画「ビジョン2030」プロジェクトの一環として、今後10年以内に150万戸の住宅建設を予定しており、エリートはそれに対応するため「BOD 2」の発注を決定。サウジアラビア国内で、より近代的な建設技術を適用することにより、国の経済と住宅事情を改善することを目的としている。

デンマーク初となる3Dプリント住宅を建設したCOBODは、2018年に第二世代機となる建設用3Dプリンタ「BOD 2」を開発し、多国籍企業のPeri Groupとの提携を発表。2019年から世界最大の建設用3Dプリンタの販売を開始した。

3軸の何れも拡張可能なモジュール式システム「BOD 2」は、システム最小構成(プリント範囲:1.9×4.7×1.5メートル)が191,000ユーロ(約24,000万円)で、顧客の要望に応じてカスタマイズができる。


プリント範囲:9.5×19.8×6.6メートルの拡張モデルは416,000ユーロ(約52,600万円)

2030年までに全建物の25%を3Dプリンタで建設することを目標とするドバイ同様(関連記事はこちら)、サウジアラビアも3Dプリント建設技術に大きな期待を寄せており、2018年末に同国初となる3Dプリント住宅を建設した(関連記事はこちら)。サウジアラビアは現在、複数の公的機関および民間組織による新しい建築プロジェクトで、3Dプリント技術の使用を求めている。


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