- 2020-8-21
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Habitas、メキシコの観光地トドスサントスに3Dプリント高級ホテルを建設
メキシコやアフリカでホテル運営するホスピタリティ管理グループ Habitas(以下 ハビタス)は、メキシコのトドスサントスに新たに開設される高級ホテルの構造物建設に3Dプリント技術を活用していることを発表した。
メキシコのトゥルムと南アフリカのナミビアにホテルを立ち上げ成功したハビタスは、メキシコの南バハカリフォルニアスル州に位置する都市で、サンホセ・デル・カボ空港から1時間のトドスサントスの海岸沿いに設けられた24エーカーの敷地内に、3Dプリント技術を用いた高級ホテルを建設。
トゥルムに次ぎ、メキシコで2番目となる同施設は、80室の客室を2段階に分けてリリースする予定で、美しいオーシャンフロントのプール、ファーム・トゥ・テーブルのレストラン、ホリスティックスパ、オーガニックハーブガーデンなどか構成され、ダイビング、シエラ・デ・ラ・ラグーナでのハイキングやマウンテンバイク、フィッシング、サーフィンなど、多彩なプログラムを用意した高級リゾートとなる。
同プロジェクトの目玉としてハビタスは、革新的な建設モデルとして工場内の3Dプリンタを使い、環境負荷の少ない持続可能な建材を使用してホテルを建設する。
ハビタス独自のこのアプローチは、モジュラー式3Dプリンタを使い部品をコンテナに入れて輸送し、レゴのように現場で組み立てるため、建設工事のほとんどを現場外で行うことで環境への影響を大幅に削減。この新たなプロセスを用いることで、トドスサントスに建設される全物件をわずか4ヶ月で建設可能にする。
地域社会との密接な関係性を重んじるハビタスブランドは、教育と雇用を通じて地域社会に貢献するため、各物件で使用する食料や家具の調達に地元のサプライチェーンを活用し、持続可能なミクロ経済を創出する。
またハビタスでは、今後12ヶ月から24ヶ月の間にこの新しい建設モデルを用いた積極的なローンチを計画しており、同じメキシコの都市サンミゲルデアジェンデ他、コスタリカや中東などに新たな施設の開発を計画している。
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