IKEA家具に3Dプリント製補助器具を追加

イスラエルIKEAは障害のある人向けの3Dプリント補助器具「ThisAbles」プロジェクトを開始

北欧スウェーデン発祥の世界最大家具量販店 IKEA(イケア)グループイスラエルIKEAは、非営利団体 Milbat および Access Israel と提携し、IKEA家具用の3Dプリント製補助器具シリーズ「ThisAbles」を開発。3Dデータを無償公開した。

このプロジェクトは、身体に障害のあるに人々に対し、IKEA商品をより使いやすくすることを目的に開発されたもので、3Dプリントした部品を、Billy(本棚)、Karlstad(ソファ)、MALA(絵筆セット)などのIKEA商品に、補助器具を追加する事ができる。

現在公開されている13種類のアイテムの3DCADデータは公式サイトから無料でダウンロード可能で、手持ちの3Dプリンタを利用し、造形する事が出来る。

「EASY HANDLE」は、前腕または腕全体でドアを開閉するための補助ハンドル

「FINGER BRUSH」は、指の不自由な人がMALA(絵筆セット)を利用するための補助具

すべてのアイテムは既存のIKEA製家具や小物に簡単に取り付ける事が可能で、推奨する家具の紹介と合わせ、3Dプリント用3次元データ(STL形式)と説明書(PDF形式)が公開されている。

イスラエルIKEAのCEOは「IKEAはできるだけ多くの人々が、より良い日常生活を創造することを目指しており、障害のある人々が幅広い製品、家具、生活用品を享受できるようにすることが私たちの義務です」 と語っている。

3Dプリント品の出力をご希望の方へ

上記アイテムを試してみたいが、3Dプリンタを所有していない。という方のため、id.artsにて3Dプリント対応いたします。造形品をご希望の方は、こちらのフォームよりお問い合わせください。


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