Desktop MetalがTrineとの経営統合と株式公開を発表

Desktop MetalがTrine Acquisitionとの経営統合と上場を発表、新たに5億7,500万ドルを調達

マサチューセッツ州に本社を置く3Dプリンタメーカー Desktop Metal, Inc.(以下 デスクトップメタル)は、成長を加速させることを目的に「DM」の名称でNYSEに上場することを発表。また上場に向けて同社は、Trine Acquisition Corp および HPS Investment Partners と経営統合契約を締結。これに伴い、Trine Acquisition Corp の会長兼CEOであるLeo Hindery, Jr.氏が、デスクトップメタルの取締役に就任する。

デスクトップメタルの共同創業者であり会長兼CEOのRic Fulop氏は「我々は今、Additive Manufacturing製造の採用において大きな転換期にあり、デスクトップメタルはこの変革をリードしています。当社のソリューションは、大規模なスループットと使いやすさの両方を考慮して設計されており、あらゆる規模の企業がこれまで以上に迅速かつコスト効率よく、複雑性と持続可能性の高い部品を製造することを可能にしています。私たちは株式公開を果たし、Trine Acquisition Corp とのパートナーシップを開始することで市場への進出を加速させ、研究開発における絶え間ない努力を強化するためのリソースを提供できるようになりました。」と述べている。

合併後の同社純資産は最大25億ドル(約2650億円)になり、この買収により最大で5億7,500万ドル(約600億円)を調達する。この調達には Trine が信託で保有する3億ドルの現金と、Miller Value Partners、XN、Baron Capital Group、Chamath Palihapitiya、JB Straubel、HPS Investment Partnersからの投資を含む、1株あたり10ドルの完全コミット型普通株式PIPEの2億7,500万ドルで構成されている。


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