3Dプリント部品を備えた新型ブガッティ「Divo」

Bugattiはエレガントな3Dプリントリアグリルとブレーキライトを搭載した新型車を発表

フォルクスワーゲン傘下で、フランスに本社を置く高級車自動車ブランド「Bugatti(ブガッティ)」は、8月16日からカリフォルニア州モントレーで開催された「The Quail A Motorsports Gathering」で、同社の最新高級スポーツカー『Bugatti Divo』を発表した。

8リッターW16エンジンから最高出力1,500PSを叩き出す最高級スポーツカー『Bugatti Divo』は、大幅な軽量化とダウンフォースの増加により優れたコーナリング性能を誇り、そのボディ後部にはエレガントなデザインの3Dプリント製リアグリルとテールランプを備える。

性能と並びデザイン性を重視し設計され、高度な3Dプリント技術によって生成されたDivoのテール部品は、ブレーキ踏み込時に44個の3Dプリント製テールライトフィンが点灯し、美しいリアビューを演出する。

車両価格580万ドル(約6億5千万円)となる『Bugatti Divo』は、40台限定で世界各国の自動車愛好家へ向けて販売される。

Bugattiは、ドイツの3Dプリンタ企業Laser Zentrum Nordと共同で、チタン素材をベースとした世界初のメタル3Dプリント製ブレーキキャリパーを開発。同社の高級スポーツカー「ブガッティ・シロン(Chiron)」に搭載するなど、3Dプリント技術の積極的な活用を進めている。
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