世界最長のコンクリート製3Dプリント歩道橋

世界最長のコンクリート製3Dプリント歩道橋が上海イノベーションパーク内に架設された

先に紹介した「世界最長の樹脂製3Dプリント歩道橋が開通」と同じ週末、中国上海で世界最長のコンクリート製3Dプリント歩道橋が発表された。

上海市宝山区にある「Wisdom Bay Innovation Park」内の人工河川に設置された3Dプリント橋は、清華大学建築科のXu Weiguo教授が、河北省趙県にある隋朝(595年-605年頃)に架橋された石造アーチ橋「安済橋(趙州橋)」を参考に設計し、68個のサイドピースと64個のデッキピースで構成された全長26メートルの世界最長コンクリート3Dプリント歩道橋となる。

隋王朝時に造られた「安済橋」は、当時の技術で11年の歳月を費やし建設されたが、この3Dプリント橋は、10人のスタッフが僅か450時間で完成させており、熟練した現場作業員による労働力の必要性を大幅に削減し、従来の建築方法の3分の2のコストで製造することができる。

またこの歩道橋には、今後の橋設計や改良に使用される変位データを集めるためのセンサー類が内蔵されている。

世界最長のコンクリート製3Dプリント歩道橋が架設されたWisdom Bay Innovation Parkは、中国3Dプリンティングミュージアムや、ロボット工学と人工知能を専門とするハイテク企業の本拠地であり、3Dプリント橋の設置に最適な場所といえる。


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