サウジアラビアが最初の3Dプリント住宅を建設

サウジアラビアにおける3Dプリント住宅量産化へ向けた最初のアプローチ

石油依存型経済から脱却し、投資収益に基づく国家を建設していくことを強調した経済改革計画「Vision 2030(ビジョン 2030)」を掲げるサウジアラビア政府は、オランダの3Dプリント建設企業「CyBe」と協力し、サウジアラビア初となる3Dプリント住宅を完成させた。

サウジアラビアのNational Housing Companyは、アラブ初の建設会社の1つであるインフラ及び建設ソリューション大手プロバイダー「Consolidated Contractors Company(CCC)」に依頼し、サウジアラビアの首都リヤドにある国際空港「キング・ハーリド国際空港」西側の土地に、サウジアラビア初となる3Dプリント住宅を建設。

3Dプリント技術の拡大を目指すサウジアラビアは、住宅業界の変革を構想する3Dプリント住宅を実現するため、自動化とデジタル化を通じ伝統的なアプローチを再定義するオランダの3Dプリント建設企業「CyBe」と協力し、CyBeの開発する建設用3Dプリントシステムを利用し、僅か2日間で3Dプリント住宅を完成させた。

サウジアラビア政府は、このプロジェクトを通じて建設業界へ変革をもたらす3Dプリンティング住宅の実現の可能性を証明し、より多くの民間企業に対し同技術への投資を奨励することを目的のひとつとしている。

サルマーン国王主宰(議長:ムハンマド・サルマーン副皇太子)によるVision 2030は「活気ある社会」「盛況な経済」「野心的な国家」の3つの柱となるビジョンを掲げ、石油依存型経済からの脱却と、製造業、投資、観光、物流などの多角化を目指し、民間企業の拡大と新たな雇用を生みだし、国民の生活水準を向上させることを目標としている。この目標を達成するためサウジアラビア政府は、具体的な数値目標と2030年という達成期限を設けている。


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