エントリーレベルの建設用3Dプリンタ発売

Hamilton Labsはインドの衛生環境改善のためエントリーレベルの建設用3Dプリンタをリリース

シンガポールを拠点とする建設用3Dプリンティング企業「Hamilton Labs」は、インドの公衆衛生を向上させるキャンペーンの一環として展開するプロジェクトを次のレベルに引き上げるため、エントリーレベルの建設用(コンクリート)3Dプリンタをリリースした。

2017年に設立されたHamilton Labsは、インド政府が、インドの街および農村地域の街路、道路、インフラなどを清掃することを目的とし、2014年からインド全国で展開するキャンペーン「Swachh Bharat Abhiyan(SBA)」へ協力するための取り組みとして、3Dプリント製トイレ(バスルーム)を低コストで建設するプリントシステムを開発。今回発表されたエントリーレベルの建設用3Dプリンタは、2×2×2メートルのコンクリート製構造物を短時間でプリント可能で、衛生環境の整っていない地域に、低コストでトイレを提供することを目的に設計されている。

エントリーレベルの建設用3Dプリンタとは、ユーザーフレンドリーで携行性に優れ、低コストであることが望まれるが、Hamilton Labsがリリースした新しい建設用3Dプリンタは、エントリーレベルとしての使い易さを追求し設計されており、事前にな制御プログラムが組み込まれているため、リサイクルセメント混合材料を充填するだけのプラグアンドプレイで、直ぐにプリントを開始することができる。また、プリンタ本体の動作は、シンガポールにあるHamilton Labsからリモート操作も可能で、現場で対応が必要な際には、ユーザー側から追加コマンドを実行することもできる。

Hamilton Labsは、インドで展開される3Dプリントトイレプロジェクトを円滑に進めるため、インドの3DプリントおよびラピッドプロトタイピングサービスMorphedoと提携。Hamilton Labsによって設計された3Dプリント製トイレ用部品は建設用3Dプリンタで生産し、衛生設備が不足しているインドの農村地域などに出荷され、部品を受け取ったコミュニティは指示された組み立て手順に従い、簡単にトイレユニットを組み立てることができる。

このプロジェクトは、衛生環境の整っていないインド全土の遠隔地や貧困地域に、より清潔で安全な居住環境を提供することを最終目標としている。


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