3Dプリント技術で新石器時代の犬の顔を再現

スコットランドの公的機関が3Dプリント技術を用いて新石器時代の犬の頭部を再現

スコットランドの歴史的環境を調査、ケアし促進するために設立された同国の公的機関 Historic Environment Scotland(以下 HES)は、 3Dプリントなどの最新の3D技術を利用して、新石器時代の犬の頭部を復元した。

最新のデジタル技術から復元された犬の頭部は、スコットランドのオークニー諸島の本島であるメインランドにある新石器時代の埋葬用モニュメント「Cuween Hill Chambered Cairn」で発掘された犬の頭蓋骨(スコットランド国立博物館収蔵品)を元に復元されている。

1901年に発掘された犬の頭蓋骨は、エジンバラ大学ロイヤル(ディック)獣医学校のスタッフによってCTスキャンされた後、HESのデジタル・ドキュメンテーション・チームによって3Dプリントされた。3Dプリントされた頭蓋骨は、法医学アーティストであるエイミー・ソーントンの手によってリアルな復元モデルとして完成し、石器時代の犬がどのような姿をしていたかを明らかにした。

3Dプリントされた犬の頭蓋骨は、粘土を使った伝統的な方法で成形された後にシリコンで鋳造し、犬の体毛で覆って仕上げられている。

このプロジェクトは、オークニー地域にある新石器時代の墓から発見されたものに命を吹き込むため、3Dプリントや3Dスキャンの最新技術を使用する取り組みの一環として展開されており、過去には「Open Heritage」プロジェクトとして、3Dレーザースキャンを使った史跡の3Dモデルを生成し、Google Arts & Cultureプラットフォーム上で探索できるよう構築している。


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