世界初の3Dプリントバイオリアクター

ロンドンの建築スタジオが世界初の3Dプリント製バイオリアクターを開発

ロンドンを拠点とする建築および都市デザインスタジオ”ecoLogicStudio“は、南デンマーク大学およびインスブルック大学と共同で、微細藻類を培養するための世界初の3Dプリントバイオリアクターを開発した。


image©NAARO

「HORTUS XL astaxanthin.g」と名付けられた作品は、独自のアルゴリズムにより、サンゴの形態を模した複雑な構造物で、WASP社の大型デルタ方式3DプリンタDelta WASP 3DプリンタとPETG材料を使用し、合計1780時間掛け、総重量271kgのバイオリアクターを制作した。

WASPの高解像度3Dプリンタによって生成されるオブジェクトは、400ミクロンのレイヤーピッチでプリントされた、46mmの三角形から形成された185mmの六角形ブロックをベースに組立てられている。

大型の3Dプリント構造物を形成する個々の三角セルまたはバイオピクセルから成るバイオゲル培地には、光合成藍藻類が充填され、光合成を動力とする代謝により、酸素と藻類バイオマスに変換する。

作品は、2019年2月20日から4月15日の間、パリのポンピドゥーセンターで開催ている「La Fabrique du Vivant(The Fabric of the living)」に出品中で、設計者はこの構造物を「生物学的戦略とデジタル戦略を融合させる興味深い方法」と説明している。


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