3Dプリント技術で蘇る1991年製ホンダ NX650 ドミネーターベースのカスタムバイク
オーストリアのカスタムビルダー Vagabund Moto は、3Dプリント技術を利用して、1988年から2003年までホンダによって製造されていたデュアルスポーツバイク「ホンダ NX650 ドミネーター(Honda NX650 Dominator)」ベースのカスタムバイクをリリースした。
「V13」と名付けられたこのモデルは、1991年製のホンダ NX 650ドミネーターをベースに、3Dプリントで作られたボディパーツを採用し、ミニマリズムと機能性を融合させたカスタムオフローダーとして完成している。
ドイツ製高級メーター「motogadget mini speedo」を備えた燃料タンクをはじめ、リアエンド、エアフィルターカバー、インジケーターライトブラケット、ハンドルバースイッチハウジングなどをナイロン(PA 12)素材で3Dプリント。
多くの3Dプリント部品を備える「Vagabund Moto V13」は、オリジナルの644ccシングルエンジンを修理し、カスタムメイドのステンレス製マニホールドエキゾーストシステムと改良された「Akrapovic」マフラーで強化されている。
関連記事
- 大型3Dプリンタで製造される小型電気自動車
- 3Dプリント部品搭載の電動バイク「Falectra」
- 車体の80%に3Dプリント部品を採用した「Olli 2.0」
- MX3D、3Dプリント製アルミフレーム自転車を発表
- 世界初の3Dプリント製カーボンファイバー自転車フレーム
- 3Dプリント部品採用の高級スポーツカー「Mono R」
- BMWは自動車製造における3Dプリント技術の活用を拡大
- ボーイング777X用大型部品を3Dプリント
- モビリティ製品に特化した技術対応メーカー開設
- ミシュラン、エアレス3Dプリントタイヤ「Uptis」を発表
- ブガッティが3Dプリント部品の採用を拡大
- AM市場は2024年までに356億ドルに達すると予想
- Audi生産ライン効率化のため3Dプリンタの使用を拡大
- HPは過去1年で1000万点以上の3Dプリント部品を製造
- ドイツ大手企業がシンガポールにAM技術研究施設を開設
- BMW新型エンジンに3Dプリント製シリンダーヘッドを搭載
- BMWは3Dプリント技術で100万個超の自動車部品を製造
- 中国で3Dプリント電気自動車の量産化が決定
- ポルシェ旧車部品を3Dプリンタで生産
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp