ドイツ大手企業がシンガポールにAM技術研究施設を開設

ドイツ企業ThyssenkruppがシンガポールにAdditive Manufacturing TechCenter Hubを開設

ドイツのエッセンに本社を置く鉄鋼・工業製品メーカー大手ThyssenKrupp AG(ティッセンクルップ)は、アジア太平洋地域の新規顧客に、ティッセンクルップのエンジニアリング能力とAdditive Manufacturing(3Dプリンティング)製造をもたらすことを目的に、シンガポールに「Additive Manufacturing TechCenter Hub」を建設することを発表した。

「Additive Manufacturing TechCenter Hub」は、2017年ドイツのミュールハイム・アン・デア・ルールに設立されたテック・センター・ハブに次ぐ施設で、3Dプリンティング技術がシンガポールの先進的な製造業の成長を支える重要な技術であるとして、シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受け建設される。

同施設には、ティッセンクルップが提供するエンドツーエンドの3Dプリンティング製造サービスに必要な最先端の機器が収容され、金属及びプラスチック3Dプリンティング技術の両方に重点を置き、自動車、化学、鉱業などのさまざまな業界の顧客と協力。

また同施設には、シンガポール防衛科学技術庁(DSTA)とThyssenkrupp Marine SystemsとのMOUに従い、3Dプリンティングなどの新技術を海軍用途に活用する目的が含まれている。


DSTAとThyssenkrupp Marine Systemsは、潜水艦を利用し3Dプリントスペアパーツのテストを実施


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