BMWは自動車製造における3Dプリント技術の活用を拡大

BMWグループはAM関連企業や研究機関と提携し自動車製造のAM化を開始する

BMWグループは、自動車業界におけるアディティブ・マニュファクチャリング(Additive Manufacturing 以下 AM)製造の工業化を拡大するため「Industrialization and Digitization of Additive Manufacturing for Automotive Series Processes(以下 IDAM)」と名付けた、自動車生産プロセスのための工業化とデジタル(AM)化を目的としたプロジェクトを立ち上げ、ミュンヘンでキックオフミーティングを開催した。

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の後援を受けるIDAMプロジェクトは、GKN Powder Metallurgyなどの大手企業やFraunhofer Institute for Laser Technology ILT(以下 Fraunhofer ILT)などの研究機関を含む12のプロジェクトパートナーから構成されており、金属3Dプリンティング技術をベースとした自動車生産におけるAM製造プロセスを統合。コストや時間を必要としていた従来の金型ベースのプロセスをAMに置き換え、製品のカスタマイズなどの細かな要望に迅速に対応するための仕組みを構築する。

この目標を達成するための施設として、ほぼ完全に自動化されたAM製造ラインが構築されたBMWグループの「Additive Manufacturing Campus(詳細はこちら)」と、IDAMパートナーGKN Powder Metallurgyの関連施設が機能し、デジタルから物理的な部品の製造と後処理までの全プロセスをカバー。自動化されたAM製造ラインにより、年間50,000点以上の量産部品を生産する事と、10,000点以上のスペア部品を生産することを目標としている。


BMWの3Dプリントルーフブラケット

IDAMでは、Fraunhofer ILTが主導する自動車製造プロセスにおけるデジタル(AM)化により、手作業を35%から5%に削減し、金属部品のコストを50%削減する計画である。

BMW Groupを中心としたIDAMパートナーは、以下の通り

  • Aconity GmbH
  • Concept Reply GmbH
  • Fraunhofer Institute for Laser Technology ILT
  • GKN Powder Metallurgy
  • Myrenne GmbH
  • Intec GmbH – Ingenieurbüro für Automatisierungstechnik
  • Kinexon Industries GmbH
  • Chair for Digital Additive Production DAP, RWTH Aachen
  • Technical University of Munich, Chair of Metal Forming and Casting
  • Schmitz Spezialmaschinenbau GmbH
  • Volkmann GmbH

IDAMプロジェクトはパートナー間による協力を通し、自動車製造プロセスにおける金属3Dプリンティング技術を研究し、サステナブルな量産体制を確立する。


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