3Dプリンタで造られた組積造橋が完成

ヴェネツィア・ビエンナーに展示された3Dプリント製コンクリート橋「Striatus」

チューリッヒ工科大学の研究グループは、ザハ・ハディド建築設計事務所のデザイングループ(Zaha Hadid Architects Computation and Design Group/ZHACODE)、3Dコンクリートプリンティングを利用した複雑なオブジェクトの製造を専門とするオーストリアのデザインスタジオ incremental3D、世界的なセメント企業であるスイスの Holcim 等と協力して、2021年5月22日から11月までイタリアのヴェネツィアで開催される現代美術の国際美術展覧会「ヴェネツィア・ビエンナー(Venice Architecture Biennale 2021)」に展示する3Dコンクリートプリント組積造橋「Striatus」を制作した。

3Dプリントされた石積の橋「Striatus」は、2021年5月22日から開催されるヴェネツィア・ビエンナーレにおいて、欧州文化センター(ECC)が主催する「Time Space Existence」展のために製作された物で、ヴェネツィアのウォーターフロントであるリヴァデイセッテマルティリ沿いの庭園「Giardini della Marinaressa」に建設された。

Striatusは、高度な構造計算を用いた設計技術とロボットプリント技術を用いて製造された3Dプリントコンクリートブロックと、伝統的な石積み技術から構成されたアーチ型の無筋石造歩道橋で、必要な場所にのみブロックを配置するように設計されているため、無駄な材料を削減し、環境への影響を大幅に低減。また、補強材や結合材を使用しないドライアセンブリを採用しているため、何度でも再利用することができる。
このアプローチは、高度に計算された構造的な情報に基づきデザインされたもので、環境に配慮したコンクリートの可能性を示している。


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