- 2019-6-25
- 建設・建築・インテリア, 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, concrete, FDM, FFF, コンクリート, 建築関連
3Dプリンタベンチャーが舗装やスラブ建設を自動化するモバイルコンクリート3Dプリンタを開発
オーストリアのウィーンを拠点とする建設関連スタートアップ PrintStones は、建設現場において舗装やコンクリートスラブ建設を自動化するモバイル・コンクリート3Dプリンタ「printStones X1 beta(以下 X1 beta)」を開発した。
ウィーン工科大学の研究者等によって設立されたPrintStonesが開発する X1 betaは、自走用キャタピラを備えたロボットアーム付き3Dプリントシステムで、建設現場に移動し、毎秒15cmのプリント速度で直接コンクリートを押し出して舗装やコンクリートスラブ建設を実行する。
PrintStonesは現在、この3Dプリントシステムの実用化に向け、ハードウェア、材料、可動環境、3Dモデルなど様々な条件に応じた最適なパラメーターを研究している。
慢性的な人手不足や高騰する建設コストを削減し、環境への影響に配慮した新しい建設システムとして、建設現場における3Dプリント技術の活用は世界的にも大きく注目されている。
関連記事
- オランダに設置される世界最長のコンクリート3Dプリント橋
- 欧州の建設用3Dプリンタ企業が中東で3Dプリント住宅を建築
- 世界初の3Dプリント住宅コミュニティが建設開始
- 3Dプリントベンチが自動車事故から歩行者を保護
- 僅か9時間で建築された世界初の3Dプリントバスルーム
- 米国スタートアップが商業用建設3Dプリンタを発売
- 中東の建設会社が世界最大の建設用3Dプリンタを導入
- ミラノデザインウィークで3Dプリント住宅を展示
- 博物館に設置される巨大な3Dプリント製ファサード
- ノートルダム大聖堂再建に3Dスキャン技術を活用!?
- サウジアラビアが最初の3Dプリント住宅を建設
- ロボットと3Dプリンタで建設された世界初のスマート住宅
- Volvoは海洋汚染対策に3Dプリント技術を活用
- 世界最長のコンクリート製3Dプリント歩道橋
- 世界最長の樹脂製3Dプリント歩道橋が開通
- 米陸軍3Dプリント製コンクリート橋の建設に成功
- 建設用大型3Dプリントシステム「ARCS」
- UCLは道路修復に特化したアスファルト3Dプリンタを開発
- WASPは建設用無限3Dプリンタをリリース
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp