3Dプリントマスク「PITATT 3D print mask」に2つの新バージョン登場

3Dプリントマスク「PITATT 3D print mask」に改良型「V2」と夏向けバージョン「cool」が登場

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、マスク不足問題が深刻化していた2020年4月、大学院生でありデザイナーとしても活動するイジュ氏とつかさ氏は共同で、3Dプリント技術を使って作製可能なマスク「PITATT 3D print mask」を開発し、世界の誰もがダウンロードできるようデータを無償で公開した。
関連記事:フィルタ交換可能な3Dプリントマスク「PITATT 3D print mask」

SNS上でも大きな話題となった「PITATT 3D print mask」はその後、ライセンス形態を「CC BY-SA」とし、クレジット表示を正しく行うことで、商用・非商用問わず、再配布、改変、販売を行うことを認めた。

このライセンス規約に則り、弊社ECサイトでも「PITATT 3D print mask」シリーズを販売している。

そして今回、PITATT 3D print mask のデザインを担当するつかさ氏は、初期モデル(以下 V1)に改良を加えた新モデル「PITATT 3D print mask V2(以下 V2)」を4月29日に公開。更に、5月17日には新モデルとなる「PITATT Cool」を追加ラインアップ。今回の記事では、新たに登場したこの2つのモデルについて取り上げてみた。

写真奥 V2、手前 Cool

今回掲載した写真の3Dプリントには、弊社運営の3Dプリント用材料専門ショップ「3DFS id.arts」で販売中のナノダイヤモンド配合フィラメント『uDiamond PLA』を使用している。
関連記事:3Dプリントマスクにお薦めの材料

PITATT 3D print mask に2つの新バージョンが登場

V1の改良モデル「PITATT 3D print mask V2」

4月29日に公開されたV2は、V1(初期モデル)に改良を加えた新モデルで、従来のV1をベースに、利用者からのフィードバックを反映して使い心地を向上させた。また、造形時に設置されるサポート構造などを見直し、より生産性が高く使い勝手の良いものへと改良が加えられらた。


写真上 V1、下 V2

V1とV2の形状の違いは僅かだが、つけ心地はV1よりもV2の方が向上しているように感じられる。また、インナー部に設置されているサポート構造については、サポートを取り除くための作業をよりスムースにするため、いくつかの改良が加えられている。


写真上 V2、下 V1

この写真では分かりづらいが、V2はサポート構造の除去作業効率が向上するだけでなく、取り除いた跡の断面もV1よりキレイに仕上がるよう改良されている。


写真手前 V1、奥 V2

 

夏バージョンとして登場した「PITATT Cool」

V2に続き、5月17日に新たにラインアップされた「PITATT Cool」は、通気性を向上させるためメッシュ部分を拡大し、蒸れやすい頬まわりの構造を無くしたカップタイプで、暑さが厳しさを増す夏に向けて開発された新モデルである。

設計者であるつかさ氏によれば、PITATT Cool は、従来よりも20%ほど軽量化され、消費材料も軽減。また、サイズを大幅に小型化したことで、ビルドエリアの狭い小型の3Dプリンタでも造形することができるようになっている。

弊社でも検証用にプリントしてみたが、プリント時の造形安定性、造形時間の短縮など、非常に優れたモデルになっていることが確認できた。
早速、弊社ECサイトでも「PITATT Cool」の販売を開始した。


写真左 V2、右 Cool

写真の通り、本体はよりコンパクトになり、夏場に向けて最適なデザインになっていることが分かる。また、ストラップの取り付け方法にも大幅に改良が加えられているので、詳細はページ下部にリンクしたつかさ氏の動画から確認いただきたい。

アウターにも追加されたサポート構造は、簡単に取り外すことが可能なだけでなく、造形時の安定性も飛躍的に向上。

PITATT Cool の特徴や使い方については、つかさ氏のYouTubeチャンネルで詳しく解説されている。

 

以上の通り、新たにラインアップされた2つのモデルは何れも優れた性能を有した3Dプリントマスクであることが理解いただけたと思う。また、ライセンスを「CC BY-SA」としたことで、より多くの3Dプリンタユーザーが、自ら製造・販売するという特別な体験を得ることができる。

 

アマギフ支援について

「PITATT 3D print mask」シリーズを無償公開する Rootech360 は、大学院生であるイジュ氏とつかさ氏が個人で運営するプロジェクトです。データを利用された方々は是非「アマギフ(Amazonのギフト券)」を利用して、彼らの活動を支援してあげてください。
支援方法等の詳細については、Rootech360 の公式サイトからご確認ください。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

   

ページ上部へ戻る