免疫不全に苦しむ病気の子供向け3Dプリント玩具

COPPER 3DとToylistoは協力し、病気の子供向けの抗菌3Dプリント玩具を開発

Additive Manufacturing(AM)業界向け抗菌ナノ材料を開発するチリの企業 COPPER 3D は、2D画像を3Dプリント可能なデザインに変換するオンラインプラットフォームを提供する Toylisto と協力し、複雑な病気や免疫不全などに苦しむ子供たちのための3Dプリント玩具を開発した。

COPPER 3DとToylistoは、同プロジェクトに理解を示すカルボマッケンナ小児病院と協力し、入院中の100人の子供たちが描いた絵をオンラインプラットフォーム「Art Toys」を利用して3Dプリント可能なデータに変換。生成された3Dデータは、様々な病気で苦しむ子供にも安全に利用できる高い抗菌特性を有した「PLACTIVE」材料でプリントされる。

PLACTIVEは、チリおよびアメリカの2つの微生物学研究所で確認された抗菌特性を有しており、黄色ブドウ球菌(MRSA)および大腸菌(DH5α)を最初の6時間で95%まで低下させ、 その後8~24時間で99.99%を除去することができる。この高度な抗菌特性は、航空宇宙、食品、消費材料、医療などに関連するAM業界に革命をもたらすと期待されており、その一例としてNASAは、この素材を長期宇宙ミッション中に医療機器を製造するために用いるため、国際宇宙ステーション(ISS)でテストを実施する計画を発表している。

3D設計における最先端技術と新しい抗菌材料を使用したこのプロジェクトは、感染症のリスクにさらされる子供たちの生活に少しでもプラスの影響をもたらすことを願い、広く展開されることを期待されている。


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