- 2019-8-28
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- 3DPrinting, 3Dプリンティング, Bike, Concept Laser, Direct Manufacturing, Direct Metal Laser Sintering, DMLS, 自転車
Urwahn Bikes、2019年末までに100台の3Dプリント製フレーム採用自転車を生産予定
ドイツの自転車メーカー Urwahn Bikes(以下 Urwahn)とオーストリアのカスタムバイクブランド Vagabund Moto(以下 Vagabund)は、3Dプリント製スチールフレームを使用した軽量で斬新なデザインの自転車「THE STADTFUCHS/VAGABUND EDITION」を共同開発し、販売を開始した。
シートチューブを持たないデザインのメタル3Dプリント製フレームは、壁厚0.9mm未満の複数の中空金属部品から構成されており、内部に照明およびテールライト用ケーブル、シートクランプなどが収められている。
工業用メタル3Dプリントシステム「Concept Laser M2 cusing Multilaser system」と超高強度鋼(1.2709)材料を使用して複数に分割造形されたフレーム部品は、プリント後に溶接される。
盗難防止機能(アプリを介したトラッキング機能)、LEDライト、油圧ブレーキシステム、カーボンベルトドライブシステムを装備し、オンラインからオプション類の指定もできる「VAGABUND EDITION」の価格は4,499ユーロ(約53万円)と高価だが、既に50台以上の予約注文が入っている。
フレーム構成に必要なメタル3Dプリント部品は、フル稼働状態で週10台分程度の製造が可能で、完成状態へ組み上げるのに1台当たり約8〜10週間を要する。
UrwahnとVagabundと両パートナーは、3Dプリントフレーム採用の自転車「VAGABUND EDITION」を2019年末までに100台生産することを目標にしている。
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