フォルクスワーゲンはHPの金属3Dプリンタで量産開始

フォルクスワーゲンはHPのメタルジェットシステムを使用して3Dプリントコンポーネントを量産

今週初め、大量生産を可能にした超高速金属3Dプリンタ『HP Metal Jet』を発表したHPは、ドイツの自動車メーカー「Volkswagen(以下 フォルクスワーゲン)」と協力し、フォルクスワーゲン社の生産現場で活用し始めたことを明らかにした。

フォルクスワーゲンは、HP、GKN Powder Metallurgy(関連記事はこちら)と協力し、大量生産に適した金属3Dプリンティングワークフローを開発。

従来のフォルクスワーゲン車両は6,000~8,000点の部品から構成されているが、両社はこの3Dプリンティングワークフローをベースに、多数の部品生産にHP Metal Jet技術を活用するための研究を進めている。

先ずは、テールゲートレタリング、ギアノブ、キーなど小さな部品に適用し、出来るだけ短時間で顧客へパーソナライズされた部品を提供する方法を確立させ、今後HP Metal Jetをベースとした3Dプリンティングワークフローによって製造された部品を、できるだけ早く次世代の車両に組み込む予定である。

HP Metal Jetは、HPのマルチジェットフュージョン技術をベースに、金属パウダーとバインダー材料を使用し、レイヤーごとにオブジェクトを作成。ボクセルレベルのバインダジェッティングで生成された造形物は、焼結プロセスを経て完成する。この3Dプリンティングプロセスは、従来のレーザー焼結技術よりも最大で50倍の高速化を実現(HP談)。

フォルクスワーゲンとHPはこのワークフローを確立させ、より数多くの部品に3Dプリント技術が適用されることを望んでいる。


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