大型3Dプリンタで実寸ホイールを造形

BigRepの大型3Dプリンタで実寸カスタムホイールをプリント

2014年に設立されたドイツ・ベルリンの3DプリンタメーカーBigRep社のプロダクトデザイナーMarco Mattia Cristofori氏は、同社の大型FDM方式3Dプリンタを利用し、実寸サイズの自動車用カスタムホイールのプロトタイプをプリントした。

デザイナーMarco Mattia Cristofori氏は、工業用途における大型3Dプリンタの実用性を示すプロジェクトの一環として、実寸サイズのカスタムホイールプロトタイプを制作。
従来の製造手法ではコストと時間の掛かった実寸サイズのプロトタイプ造りに3Dプリント技術を活用することで、コストと製造時間を大幅に短縮。

今回制作されたカスタムホイールは、3Dプリント造形の特徴を活かした複雑で有機的なデザインが採用されており、このモデルを造形するため、ビルド領域500×1000×500mmの同社製大型3Dプリンタ「BigRep STUDIO」と、アップグレードされた新型エクストルーダー「Power Extruder」を使用。同社純正高耐熱性フィラメント「PRO HT」でプリントされた。

Marco Mattia Cristofori氏は次のプロジェクトとして、車両の空力性能を向上させる新しい3Dプリント車のプロトタイプ開発を予定している。


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