- 2020-4-25
- 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, COVID-19, DLP, Medical, SLA, Stratasys, テクノロジー, 光造形, 医療, 新型コロナウイルス感染症, 試作
Stratasys、新型コロナウィルス検査用3Dプリント製スワブ販売でOriginをサポート
カリフォルニアを拠点とする3Dプリンタスタートアップ Origin は、3Dプリンタメーカー最大手 Stratasys と契約し、Stratasysの販売チャネルを活用して、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)検査用3Dプリント製鼻咽頭スワブを、米国内の医療従事者やその他の検査センターに販売を開始する。
現在、全世界で279万人(2020年4月25日現在)が感染し、20万人弱が死亡している新型コロナウィルス感染症。その死者数が5万人を突破し、世界で最も多くの死亡者を出している米国では、他の医療品同様、検査に必要な検査用品が不足している。そんな中、3DプリンタメーカーOriginは、自社の高速SLA方式3Dプリントシステム「Origin One」3Dプリンタを利用して、1日あたり約19万本、週に130万本の3Dプリント製鼻咽頭スワブ「Origin NP Swabs 01」を生産するプロセスを構築。
StratasysはOriginと契約し、ヘルスケア業界に対する3Dプリンティングソリューションのリーディングプロバイダーとしての地位を活かし「Origin NP Swabs 01」の販売に協力。
FDA認証されたOriginのスワブは、ハーバード大学医学部付属の学術医療センターである Beth Israel Deaconess Medical Center との臨床試験でテストされており、他社の3Dプリントスワブと比較して、高い評価を受けている。
Stratasysは、これまでに100近い最前線の医療機関に約40,000枚の3Dプリント製フェイスシールドを無償提供するなど、早い段階からPPE不足問題などに対応している。
関連記事
- 抗菌フィラメントを使った3Dプリントマスク「NanoHack 2.0」
- 3Dプリンタとクリアファイルで造るフェイスシールド
- フェラーリ、3Dプリンタで人工呼吸器用バルブを生産
- ランボルギーニは自社の3Dプリント設備を使って新型コロナと戦う
- 抗菌作用フィラメント『MD Flex』販売開始
- 抗菌作用フィラメント「PLACTIVE AN1」
- 5秒で完成!3Dプリンタと真空成型機でPPEマスクを効率的に生産
- 一枚のプラスチックから造るフェイスシールド
- フィルタ交換可能な3Dプリントマスク「PITATT 3D print mask」
- デジタルモールドで生産されたマスクストラップ販売開始
- 世界初、FDAが3Dプリント製マスクを認証
- 3Dプリント非侵襲的PEEPマスクが人工呼吸器不足を軽減
- 社内の3Dプリンタを活用して1日60セットの呼吸器を生産
- 3Dプリント非侵襲的PEEPマスクが人工呼吸器不足を軽減
- 欧州フィラメントメーカー、医療用3Dプリント材料を発売
- 人工呼吸器を開発するハッカソン「CoVent-19 Challenge」
- イグアス、3Dプリントマスクのデータを公開
- 3Dプリント技術を使用して授乳中にHIVウイルスを不活性化
- 免疫不全に苦しむ病気の子供向け3Dプリント玩具
- Fordは3Dプリンタで週10万個の医療用部品を製造
- 中国企業200台の3Dプリンタを導入し医療用ゴーグルを大量生産
- 医師が3Dプリントフェイスシールドのデータを公開
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp