3Dプリントエアレスタイヤがロードテストに合格

ミシュランの3Dプリント製エアレスタイヤ「Uptis」がロードテストに合格

フランスに本拠を置く世界的タイヤメーカー Michelin(以下 ミシュラン)は、3Dプリント技術を活用したエアレスタイヤ「Uptis(Unique Puncture-proof Tire System)」の路上テストに成功し、新たなマイルストーンを達成。ミシュランは、2017年に開催された国際モビリティサミット「Movin’On」において、Uptisのコンセプトを初披露している。
関連記事:ミシュラン、エアレス3Dプリントタイヤ「Uptis」を発表

ミシュランの調査によれば、パンクなどを理由に廃棄されるタイヤの数は、年間約200万トンで、エッフェル塔の200倍の重さになるという。ミシュランの提案する「Uptis」は、リサイクル素材と3Dプリント技術を用いることで、廃棄タイヤによる環境への影響を軽減するだけでなく、ドライバーの運転技量や季節ごとの気象条件など、様々な要件に応じた複雑なトレッドパターンのエアレスタイヤを迅速に提供することができるようになるという。

ミシュランは、パンクのリスクや急激な圧力低下を排除して、安全性と快適性を向上させる技術を開発するとともに、タイヤの廃棄による環境への影響を低減する環境に優しい未来のモビリティ向けエアレスタイヤ開発プロジェクトとして、同社のサステナビリティデザイン戦略である 「 VISION」コンセプトの一環として「Uptis」を開発。
VISIONコンセプトは、「Airless」「Rechargeable」「Connected」「Sustainable」 の革新的な4つの技術から構成されており、数多くのセンサーを搭載して、ドライバーのためのサービス、快適性、安全性の新時代を切り開くとしている。
「Sustainable」においては、タイヤのライフサイクルにおける環境フットプリントを最小限に抑えるため、エアレスタイヤを生物由来の材料やリサイクル材料で製造する。

ミシュランは、VISIONコンセプトを通じて、モビリティをより安全に、よりクリーンに、より効率的に、そして誰もが利用できるものにすることを目指しており、2050年までに脱炭素社会の実現を目指す世界的目標に対し、同社の持続可能モデルが、どのようにタイヤ生産の現状を変えていくかを示すものとしている。


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