Desktop Metal 金属3Dプリンタ「Studio System 2」を発表

Desktop Metal、デバインダプロセスを排除した金属3Dプリンタ「Studio System 2」を発表

マサチューセッツ州バーリントンに本社を置く Desktop Metal は、現行のデスクトップタイプメタル3Dプリントシステム「Desktop Metal Studio System(デスクトップ・メタル・スタジオ・システム)」をベースにした新しいメタル3Dプリントシステム「Studio System 2」を発表。Desktop Metal 3Dプリントシステムのサプライヤーである ブルレー(Brule Inc.)が日本国内における取り扱いを開始した。

Studio System 2 は、少量のプロトタイピングおよびカスタム最終用途部品生産を目的としたシステムで、従来の Studio System の特徴である「危険な金属粉末やレーザーを使用せず、専任のオペレーターや特別な設備・設置環境を必要としないシステム」を継承しつつ、溶剤を使用したデバインダーのプロセスを排除したシンプルな2段階のプロセスを実現。これにより、これまで以上に使いやすく、さらに高品質の部品を製造することが可能となっている。

Studio System 2 は、2つのクイックリリースプリントヘッドと300×200×200× 200mmの造形領域を有し、コアプリンターとファーネスユニットによる新しく合理化された2ステッププロセスを採用して従来のデバインド焼結工程を1つに統合し、溶剤の使用を排除しながらシステムのフットプリントを削減。プリントされたグリーンパーツは1400℃の炉に入れられ、高密度化と機械的特性の向上が図られた後、すぐに使用可能な状態となる。更に、表面仕上げを改善するために開発された新しい材料配合に加え、特別に配合されたセラミックインターフェースを備えており、焼結がより均等に実施されることで、ひび割れや反りの可能性を低減する。

ソフトウェア面においては、Studio System 2 用の新しいプリントプロファイルと、最適な部品強度と表面仕上げのための新しい高強度等方性TMPSインフィル設定を搭載。この新しいプリントおよび焼結プロファイルにより複雑なプリントおよび冶金プロセスが自動化され、Studio System 2 ユーザーは、従来の Studio System で作製されたパーツよりも、寸法精度、表面粗度および材料特性が向上した高品質のパーツを簡単に造ることができる。

Studio Systems 2 製品スペック

  • 本体サイズ:948×823×529mm
  • 本体重量:97kg
  • 造形エリア:300×200×200mm
  • 積層ピッチ:0.05-0.3mm
  • ビルドプレート:70℃まで加熱
  • 造形材料:316L v2 ステンレス鋼
  • 電源:100V, 50/60Hz, 15A
  • 接続:WiFiおよびイーサネット

Desktop Metal は現在、316Lステンレス鋼材料を提供しているが、2021年中には追加の合金材料も発売を予定している。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

   

ページ上部へ戻る