ExOne、電気自動車用銅巻線を3Dプリント

ExOneとMaxxwell Motorsは、軸流式電気モーター用に独自の銅製電子巻線を3Dプリント

米国の3Dプリンタメーカー Desktop Metal による買収が発表されたペンシルベニア州の3Dプリンタメーカー ExOne は、電気モーターの設計・製造方法を改善することを目的に2018年に設立された、テネシー州を拠点とするベンチャー企業 Maxxwell Motors(以下 マックスウェル・モーターズ)と提携して、電気自動車(EV)をはじめ、さまざまな大型車両や産業用機器に使用することができる軸流式電気モーター用銅製電子巻線を3Dプリントする技術を開発した。

マックスウェル・モーターズは、9つの米国特許と世界特許を保有し、10kWの空冷式モータージェネレーターと150kWの液冷式モーターの2つの製品を発売。世界的に広がるガソリン車およびディーゼル車の販売終了を受け、自動車業界ではハイブリッド車や電気自動車への移行が加速しており、電気モーターの銅製巻線とローターの最適化は、電気自動車への移行を可能にする要因のひとつとされている。しかし、従来の製造方法でこのような巻線を製造すると、非効率的でコストが掛かり、設計の自由度も限られている。

Maxxwell Motorの特許取得済み電気モーター設計の1つ

この課題を克服するためマックスウェル・モーターズはExOneと提携し、バインダージェット3Dプリント技術を活用して、従来の銅製巻線の製造に伴う多くの課題を克服した新しく高効率な設計プロセスを開発。現在、このプロセスに適した追加の開発とテストが行われており、両社は最終的に銅巻線アセンブリを一体型として3Dプリントすることを目指している。

バインダージェット3Dプリント技術で製造された最終部品は、製造工程やエネルギー使用量、材料などの廃棄物が少なくて済み、より効率的で性能の高い部品になり、マックスウェル・モーターズによればこの技術は、比較的手頃な価格で提供されるようになるとしている。


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