世界的鉄鋼企業の中国HBISは3Dプリンティング製造技術推進でSIEMENSと提携
中国の石家荘市に本社を置く中国最大(世界3位)の大手鉄鋼サプライヤー HBIS(河北鋼鉄集団有限公司)は、ドイツのバイエルン州ミュンヘンに本社を置く多国籍企業 SIEMENS(以下 シーメンス)と提携し、3Dプリンティング(AdditiveMmanufacturing:以下 AM)技術の研究開発と産業用途の推進目指す。
デジタル工場の共同開発、インテリジェント製造、冶金最適化技術など、長年に渡り重要な戦略的パートナーとして機能してきたシーメンスとHBISは、今回の戦略的協力協定により、中国における次世代のAM製造ソリューションリーダーを目指そうとしている。
パートナーシップの一環としてシーメンスは、戦略的方向性、マーケティングポジショニング、競争優位性およびAM製造アプリケーションなどのコンサルティングサービスをHBISに提供する。
HBISの戦略計画責任者Li Yirenは「HBISは、中国で最初にシーメンスと共同でAM製造に取り組んでいる鉄鋼会社です。両社はまた、シーメンスが技術的なロードマッピング、研究開発システムの構築、および生産と設備の計画を支援する合同AM製造研究所を設立する予定です。戦略的パートナーシップの主な目的は、HBISが中国市場においてサービスを提供するための産業用サービスプラットフォームを構築し、運営することであり、AM技術はこのサービスプラットフォームにとって必要不可欠です。」と述べている。
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