世界最大の金属3Dプリント部品搭載トラック

Fordは900馬力超のジムカーナ用トラックに最大級の金属3Dプリント製部品を搭載

Hoonigan Racing DivisionおよびDC Shoesの共同創設者で、プロラリードライバーとして活躍するケン・ブロック(Ken Block)は、自身が手掛ける人気バイラルビデオシリーズ「Gymkhana(ジムカーナ)」シリーズで披露するマシン「Hoonitruck(フーニ―トラック)」改造のため、米国自動車メーカーFord(フォード)と協力し、大型の金属3Dプリント部品を開発した。

「Hoonitruck(フーニ―トラック)」とは、1977年型ピックアップトラック「フォード F-150」をベースに改造された四輪駆動のジムカーナ用ピックアップトラックで、アルミニウムボディとデトロイトスピードエンジニアリングによって製造されたカスタムシャーシに、ル・マンで勝利を収めたフォード GTルマン開発プログラムからカスタム調整されたフォード V6 EcoBoost エンジンを搭載。最高出力 914hp / 71400rpmのモンスターパワーマシンである。

この車体に搭載される3.5L ツインターボ V6 EcoBoost エンジンには、金属3Dプリント製の大型インテークマニホールドが設置されている。これは、これまでに車体搭載された金属製3Dプリント部品としては最大級の物で、Concept Laser(コンセプトレーザー)の大型金属3Dプリンタと、アルミニウム素材を使用し、約5日間掛けて造形された。

ケン・ブロックは、この大型金属3Dプリント製インテークマニホールドを完成させるため、米国及びヨーロッパのFordエンジニアリングチームと協力。フォードは、部品の構造分析と設計のため、ドイツのアーヘン工科大学(RWTH Aachen)デジタル加法生産研究所と提携し、最適なデザインを考案した。

最先端のCADソフトウェアによって設計された金属3Dプリント製インテークマニホールドは、3Dプリント技術の利点を活かし最適化され、わずか6kgという軽量化を実現した。

こうして完成したHoonitruck(フーニ―トラック)は、Amazonプライムビデオプライム会員は無料視聴可能)で公開中の「ジムカーナ・ファイル ~限界への挑戦~」で、その圧倒的なパワーを有する走りを披露している。


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