DMM.makeが3Dプリント品の表面処理サービスを開始

DMM.makeは3Dプリント品で射出成形品質を実現する特殊表面処理サービスを開始

DMM.com は、DMM.make 3Dプリント事業において、3D Printing Corporation の技術サポートの元「PostPro 3D」を用いた表面処理・後加工サービスを開始する。


左:表面処理前、右:PostPro 3Dで表面処理したPA12パーツ

現在DMM.make 3Dプリントでは、表面処理・後加工サービスとして、バレル研磨と簡易塗装のサービスを提供しているが、熱溶解積層方式やレーザー焼結方式などで造形したパーツの場合、表面性状がザラザラとして手触りがよくなく、塗装などに適していない。そういったユーザーからの声に応えるため、3D Printing Corporation によるサポートの元、表面処理システム「PostPro 3D」を活用した新たな表面処理サービスを開始する。

表面処理、後加工サービスの詳細
https://make.dmm.com/print/option/surfacetreatment/

PostPro 3D とは

AMT社の「PostPro 3D」が提供する「chemical vapor smoothing(化学的表面処理)」技術は、特殊な薬液でモデルの表面を溶かして処理をおこない、処理後の製造物のRa(表面粗さ)を改善し、造形物のザラつきが抑えることができる。
また、処理後の寸法変化もほとんど起こらないため、形状の精度を損なうことなく、見た目や手触りを改善し、防水性・機密性・塗装性なども向上させ、射出成型に近い表面品質を実現する。

  • 3Dプリンターで造形したパーツの表面の手触り・見た目を向上
  • 防水性、気密性、塗装性、機械特性などを向上
  • 熱溶解積層(FFF)方式、パウダーベッド方式(レーザー焼結方式、HP Multi Jet Fusion方式、高速焼結方式等)の3Dプリンタ―で造形したパーツに対応
  • 80種以上の熱可塑性樹脂を試験済み

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