3Dプリント部品の表面を自動的に滑らかにするマシン発売

AMTは様々な3Dプリント素材の表面を自動処理するシステム「PostPro3D」を正式リリース

英国に本拠を置くAdditive Manufacturing Technologies(以下 AMT)は、エラストマーやナイロンの3Dプリント部品表面を、射出成形品並みに自動的に滑らかにする特許取得済みの後処理装置「PostPro3D®」を発表。予約注文を開始した。

PostPro3D®は、シェフィールド大学が開発した独自の溶媒ブレンドを使用した、AMT独自のBLASTプロセス(Boundary Layer Automated Smoothing Technology/境界層自動スムージング技術)により、フィラメントベースおよびパウダーベースの3Dプリント部品表面を平滑化するための自動後処理ソリューションを実現しており、レーザー焼結やHPのマルチジェットフュージョンなどで造形された3Dプリント品の表面を、射出成形部品の表面に相当する品質に自動的に仕上げることができる。このプロセスは既にULとCEで承認されており、加工された部品を医療用途に認定することも可能となっている。

左)処理前、右)処理後

本体には、600×400×400mmのチャンバを有しており、大よそ90~120分(典型的なプロセスに要する時間)で複数の部品を同時に処理し、他の追加プロセスを必要とせずに最終用途に近い製品に仕上げることができる。

同社はこれまで、スポーツシューズ、医療用品、自動車、航空宇宙向け部品まで、幅広い用途に応じた製品でテストを重ね、従来の表面仕上げ加工に伴うコストを削減とスピードを大幅に削減することを証明している。

PostPro3D®システムの基本価格は約75,000ユーロとかなり高額になるが、出荷開始時期を2018年第4四半期として現在予約注文を受付けている。尚、予約時には返金不可のデポジット(保証金)840ユーロが必要となる。

AMTは、11月13日から16日までドイツのフランクフルトで開催される「formnext」でPostPro3Dの技術デモを行う。


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