- 2020-7-5
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- 3DPrinting, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, Autodesk, Design, FDM, FFF, filament, Fusion 360, Music, Sony, フィラメント, 工業デザイン, 音楽
米国のデザイン事務所が1979年にリリースされた初代「SONY WALKMAN」を3Dプリント
米国のフロリダとニューヨークにオフィスを持つデザイン事務所 MVRK は、SONY「WALKMAN(ウォークマン)」41周年を記念した3Dプリントモデルを発表した。
1979年に発売を開始したSONYのポータブルオーディオプレイヤー「WALKMAN」シリーズは、累計販売台数4億2000万台以上を記録するなど、音楽業界に革命をもたらした製品として知られている。
今回、MVRKによってデザインされたこの3Dプリント製ウォークマンは、スマホケースになっており、カセットのようにウォークマン内にスマートフォンを入れて音楽を楽しむことができる。
Fusion 360を使用して設計されたウォークマン型ケースは、FDM/FFF方式3Dプリンタでプリントされ、筐体サイドに備わるボタン類も忠実に再現されている。
また内部には、充電器の他、ボタンを取り付けた低コストのマイクロコントローラー「ESP32」とリニアポテンショメーターが収められており、これらのコンポーネントを使用して、スマートフォンのオーディオを再生または一時停止したり、曲をスキップしたり、音量を調整したりすることができる。スマートフォンから再生される音源は、ケースに備わるヘッドフォンジャックを通して有線ヘッドフォンで楽しむこともできる。
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