砂原料の3Dプリント製スピーカー「IONIC SOUND SYSTEM」

DEEPTIMEは砂から作られた3Dプリント製サウンドシステム『IONIC SOUND SYSTEM』を発表

チェコ共和国に拠点を置くオーディオ製品専門デザインスタジオDEEPTIMEは、砂材料とバインダージェット3Dプリント技術を使用して製造された、3Dプリント製サウンドシステム「IONIC SOUND SYSTEM」を発表した。

McLaren、Honda、Skodaなどの自動車業界で工業デザインを経験した二人のデザイナー(Martin HrebenとOndrej Chotovinsky)によって2014年に設立されたDEEPTIMEは、1618セットの数量限定で発売される、世界初の砂原料3Dプリント製サウンドシステム「IONIC SOUND SYSTEM」をリリース。

IONIC SOUND SYSTEMは、多孔質でもろく壊れやすいケイ砂(石英)を原料に、カスタムメイドされた硬化剤と顔料を使用し、バインダージェット3Dプリント技術によって高気密で共鳴のない筐体を造形する独自のプリントプロセスを開発。

ボルトや接続部を持たないシームレスなデザインの2.1ch サウンドシステム「IONIC SOUND SYSTEM」は、2つのパッシブサテライトスピーカー「SPIRULA SPEAKER」と、アクティブサブウーファー「THUNDERSTONE SUBWOOFER/AMPLIFIER」から構成されており、フルセット価格が3141.59ユーロ(約394,000円)、スピーカー単体が899ユーロ(約112,800円)で、2019年1月から出荷を開始している。

IONIC SOUND SYSTEM パッケージ内容

  • サブウーファー 1台
  • スピーカー 2台
  • プレミアムオーディオケーブル
  • 電源ケーブル
  • 光ケーブル
  • ケーブルジャック
  • 保護パッド
  • 製品マニュアル
  • クリーニングキット
  • インストールガイド

DEEPTIMEは今後、異なるサイズ、表面仕上げ、複数のカラーバリエーションなどを適用し、IONIC SOUND SYSTEMを拡張することを予定している。


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