3Dプリント製電気自動車がKickstarterからローンチ

都市環境に最適な3Dプリント製電気自動車XEV「YoYo」がKickstarterからローンチ

2018年に大量生産可能な3Dプリント製電気自動車(LSEV)を発表したイタリアのスタートアップ X Electrical Vehicle(以下 XEV)は、クラウドファンディング Kickstarter で70万円台(アーリーバード)から入手できる3Dプリント製小型電気自動車「YoYo」をローンチした。

全長2.5メートル×幅1.5メートル×高さ1.575メートル、総重量750kgとコンパクトな『YoYo』は、欧州「L7」車両カテゴリに適合するよう設計された小型電動2シート自動車で、7.5kWモーター(ピーク出力22kW)と9.2kWhバッテリーを搭載し、最高速度70km/h、フル充電の走行可能距離150kmを実現。トルクのある電動モーターとそのボディサイズを活かし、交通量が多く速度制限のある現代の都市環境で快適に利用することができる。

欧州L7は、サイズ、パワー、重量などが都市に適した環境に優しい車両を作るために制限されているカテゴリで、日本の軽自動車に類似した特徴を有し、欧州市場では仮免許またはオートバイ免許しか持たない若年ドライバーでも運転できる。

二人乗りの電動コンパクトカー「YoYo」は、約60個の3Dプリント部品とスチールシャーシ、ロールケージ、ガラス窓などの構造フレームなど僅かな部品数から構成されており、数万点の部品を必要とする従来の自動車製造から大幅に部品点数を削減。

高い設計自由度とカスタマイズ性に優れた3Dプリント技術は、従来の自動車製造で必要とされている金型や様々な製造プロセスを必要としないため、3Dプリンタを備える環境とデータがあれば、少ない工数とスペースで車両を製造することができる。これにより大幅な製造コストの削減と部品類を含む在庫リスクを軽減。部品点数を大幅に削減することで、従来の車両よりも廃棄材料を70%程度まで減らしている。

「YoYo」は、特許取得済みの交換式バッテリーシステムを開発。専用の充電器とケーブルを使用して、自宅および充電ステーションで充電可能。この交換式のバッテリーシステムは、バッテリーテクノロジーの進歩に合わせ、より新しい効率的なバッテリーに簡単に差し替えることが可能で、余計なコストを掛ける事なく一定の車両性能を維持することができる。

Kickstarterにラインアップされている「YoYo」は、アーリーバード7,995ユーロ(約73万円)から支援可能(欧州のみ)で、2020年12月から出荷開始を予定している。


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