Volvoはトラック生産の効率化のため3Dプリンタを活用

ボルボ・トラック、米国工場内で3Dプリント技術を利用した500点以上の治工具類を開発

世界第2位の大型トラックメーカー Volvo Trucks(ボルボ・トラック)の北米拠点 Volvo Trucks North America は、北米市場向けトラックを製造するバージニア州ニューリバーバレー(以下 NRV)の施設で、500点に及ぶ治具工具や備品を3Dプリントしている。

NRVの施設では、SLS方式の3Dプリント技術を活用することで自動車部品の生産を迅速化し、品質の継続的な改善に努めており、世界12カ所にあるボルボ・トラックの製造拠点と協力し、生産ラインの効率化や様々なトラブルに対応し改善するための3Dプリンティングアプリケーションを開発。

ボルボ・トラックは、3Dプリンティング技術を活用した部品製造の内製化によりプロセスを合理化し、従来の方法と比較して部品製造に費やされる時間とコストを大幅に削減することに成功。これにより生産時のエラーが軽減し、結果的にボルボ製品の品質と精度も向上させた。また、必要な時に必要な物だけを製造可能な3Dプリンティング技術は、工具類を管理するのに必要なスペースを削減し、在庫管理コストも削減する。

過去の事例のひとつとしてボルボ・トラックは、3Dプリンティング技術を使用してペイント・アトマイザー・クリーニングプロセスで使用されるワンピース・ディフューザーを開発。これは従来の方法で製造される物よりも1部品当たり1,000ドル以上を節約。その他、3Dプリンティング技術を使用して製造される部品には、ルーフシールゲージ、ヒューズ取り付け用プラテン、穴あけ器具、ブレーキピストンゲージ、真空ドリルダクト、ブレーキバルブフィッティングゲージ、フードドリル穴あけ器具、パワーステアリングアダプターホルダー、荷物ドアギャップゲージ、荷物ドアピンなどが含まれる。

NRVの製造現場では現在、500点を超える3Dプリント製ツールと備品を活用。これらの部品はすべてダブリンの施設にある「Volvo Innovative Projects Lab」でプリントされている。


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