- 2021-6-3
- 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3DSystems, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Direct Metal Laser Sintering, DMLS, ExOne, Medical, Stratasys, Voxeljet, 医療, 工業デザイン, 工業製品, 粉末焼結, 自動車
3D Systems、オンデマンド・マニュファクチャリング事業部門を米国投資会社へ売却
米国のプライベート・エクイティ・ファンドであるトリランティック・ノース・アメリカ(Trilantic North America)は、サウスカロライナ州に本拠を構える3Dプリンタメーカー 3D Systems のオンデマンド・マニュファクチャリング事業部門を買収することを発表した。
売却額は8,200万ドル(約90億円)で、今後同部門は「Quickparts」の名称で運営される。また、テネシー州ローレンスバーグ、ワシントン州シアトル、フランスのルマン、イタリアのピネロロ、イギリスのハイウィコムにある3D Systemsのオンデマンド3Dプリンティング施設は、250人のスタッフと共にQuickpartsへ引き継がれる。
3D Systemsは昨年、統合型CAD/CAM 3Dプリンティングソフトウェア「Cimatron」とCNCプログラミングソフトウェア「GibbsCAM」を運営する同社のCimatron事業および関連子会社を、テクノロジーに特化したグローバル投資会社 Battery Ventures に6,500万ドルで売却する契約を締結している。今回の売却は、同社の新CEOジェフリー・グレイブス氏による3D Systemsの最適化戦略の一環であり、この取引は2021年の第3四半期の完了を予定している。
またQuickpartsは、今後も3D Systemsとの協力関係を継続し、既存の施設内にある約200台の自社製3Dプリンタを利用して顧客をサポート継続するとしている。
関連記事
- 3D Systems、製造施設を拡張
- 3D Systemsの株価が高騰
- アルファロメオ新型F1マシンに143個の3Dプリントパーツを装備
- 12個のレーザーを搭載したメタル3Dプリンタ「NXG XII 600」
- BMWが大規模な3Dプリンティングキャンパスを開設
- AMレーザー収益が2024年までに8億7,000万ドルに達する
- ダイムラーバスがモバイル3Dプリンティングセンター設立
- 3Dプリンタで手作りしたランボルギーニ・アヴェンタドール
- ベンツが3Dプリンタでクラシックカー用部品を製造
- 3Dプリントパーツ装着のブガッティが世界最高速記録を更新
- ブガッティが3Dプリント部品の採用を拡大
- HPは過去1年で1000万点以上の3Dプリント部品を製造
- ブガッティ3Dプリント製ブレーキのテスト映像を公開
- 3Dプリント部品を備えた新型ブガッティ「Divo」
- BMWは3Dプリント技術で100万個超の自動車部品を製造
- ステンレス鋼部品製作用「Ultrafuse 316L」販売開始
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp