テキサス州で3Dプリント住宅の販売開始

ICONと3Strands、テキサス州オースティンで3Dプリント住宅の販売を開始

米国カンザスシティの不動産デベロッパー 3Strands は、テキサス州オースティンに拠点を置く建設用3Dプリンタメーカー ICON(アイコン)と共同で建設を進めていた3Dプリント住宅の販売を開始。完成した4棟の3Dプリント住宅のうち2棟は既に販売されており、残りの2棟が2021年8月31日から販売される。
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ダウンタウンからわずか3マイルのところにある、米国で最も急速に成長している都市の一つイースト・オースチンに建設されたこの3Dプリント住宅は、地元オースティン在住のデザイナー、クレア・ジンネッカーがデザインしたもので、伝統的な西テキサス風のデザインを現代風にアレンジしている。

1,000~2,000平方フィート(2~4ベッドルーム)の広さの建物は、アイコンが独自に開発した建設3Dプリントシステム「Vulcan」と専用材料からプリントされており、高性能なHVAC(暖房、換気および空調)システムが組み込まれている。

8月31日から販売される2棟の3Dプリント住宅は、3Strandsと地元企業のDen Property Groupが提携して販売する。

2021年8月、シリーズBで2億700万ドルを調達したアイコンは、現在、テキサス州軍務局および AFWERX(米空軍の社内イノベーションインキュベーター)と共同で、テキサス州バストロプにあるキャンプ・スウィフト・トレーニングセンターに、3,800平方フィートの3Dプリント製訓練兵舎を建設するなど、建設3Dプリント技術の限界を押し上げるための様々なプロジェクトを展開している。
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