Formlabs、FDA承認済人工呼吸器アダプタを3Dプリント

Formlabs、FDA承認を得た人工呼吸器アダプターを1日約3000個3Dプリント

3Dプリンメーカー Formlabs は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療で不足する人工呼吸器問題に対応するため、FDA(アメリカ食品医薬品局)から緊急使用許可を得た人工呼吸器(BIPAP)アダプターをリリース。Formlabsは、1日最大3,000個のアダプターを3Dプリント可能で、重篤な新型コロナウィルス患者を治療する米国内の病院に提供する準備を終えた。

3Dプリントされたアダプターは、ニューヨーク最大のヘルスケアプロバイダーであるノースウェル・ヘルス(Northwell Health)が設計したもので、睡眠時無呼吸症候群治療に使用される一般的なBIPAPマシンを、機械式人工呼吸器システムに変換するために使用できる小さなT字型部品で構成されている。
Formlabsは、この人工呼吸器アダプターを、マサチューセッツ州サマービルにあるFDA登録の本社で生産を開始。この施設内にある、150台のFromlabs 3Dプリンタを使用して、1日あたり約3,000個の部品を生産し、全国の病院や政府システムに配布を予定している。


Photo:Northwell health

3Dプリンティングは、生産プロセスの迅速化とサプライチェーンの効率化を実現し、ローカライズ製造を可能にしながら、新しく革新的な医療機器の迅速な反復とプロトタイピングを可能にするため、各医療機関がFormlabsの3Dプリンタを導入することで、迅速にアダプターを作製することができるようになる。

このアダプターを開発したノースウェル・ヘルスは、2018年からFormlabsとの共同研究を行っており、今回リリースされた3Dプリント製アダプターは、新型コロナウイルスの流行が深刻なニューヨーク市で、ICU患者を治療するため活用される。また両社は、新型コロナウィルス感染症におけるパンデミックを踏まえ、アダプターだけでなく、大量生産が可能な3Dプリント製鼻腔内検査スワブを開発している。


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