自動車部品メーカーContinentalがAMセンターを開設

コンチネンタルは自動車業界における3Dプリンティング技術推進のためAMセンターを開設

ドイツ・ハノーファーに本社を置くタイヤ及び自動車部品メーカー Continental AG(コンチネンタル)は、自動車部品製造における3Dプリンティング技術推進のため、ドイツ中央部の都市カルベンに、8,000㎡のAdditive Manufacturing(以下 AM)センターを開設した。

Continental Engineering Services が率いる新しいAMセンターは、国内外の顧客に向けた少量部品を高精度かつ効率的に生産することを目的に、ブレーキシステムや内装部品などのAM製造プロセスを研究する施設で、従来の製造方法に匹敵する自動車部品の製造方法を確立するための技術テストや、設計から製造までをカバーする完全なプロセスチェーンを開発する。


Photo:Continental AG

同センター内には、高度な自動車部品製造に使用するための金属プリントシステム(SLM)、樹脂プリントシステム(SLS)、光造形(SLA、DLP)、FDMなど、様々な方式の3Dプリンタが設置されており、独自のAM製造プロセスを確立し、自動車部品供給のためのリードタイム短縮と大幅な生産コストの削減を目指している。

自動車産業における3Dプリンティング部品への需要や活用メリットの重要性は日々高まっており、関連する同業他社も次々とAM関連施設をオープンさせている。


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