- 2019-7-18
- 最新情報, 食・フードプリンタ
- 3DPrinting, 3Dプリンティング, by Flow, eco, FDM, FFF, filament, Food, エコ, テクノロジー, 健康, 光造形, 医療, 食, 食品, 食用, 食育
byFlowはVDL Apparatenbouwと提携し3Dフードプリンタの生産体制を強化
独自の3Dフードプリンタを開発・販売するオランダの3Dプリンタメーカー byFlow は、オランダ・アイントホーフェンを拠点とする国際的な工業製品会社 VDL Groep(以下 VDLグループ)傘下で、VDLグループの電子機器開発部門 VDL Apparatenbouwと提携し、byFlowのフードプリンタ「Focus 3D Food Printer」の生産規模を拡大することを発表した。
この提携によりVDLグループは、VDL Apparatenbouwの生産工場で、3Dフードプリンタの製造と組み立てを開始する。
大手メーカーが開発に苦慮しプロジェクトが頓挫する中、世界で唯一と言っても過言ではない実用レベルの性能を有するフードプリンタをラインアップするbyFlowは、2015年に設立された家族経営の小規模企業で、プロの料理人、仕出し業者、学校、研究開発施設等の食品業界をターゲットに、独自の3Dフードプリンタ「Focus 3D Food Printer」を販売している。
プロの料理人とのコラボレーションなど、独自のフードプリント技術を開発してきたbyFlowは、今回のVDLグループとの提携を機に、自社のプラットフォームをベースとした新しい3D食品技術の研究に注力する。
宇宙開発、介護、食糧不足問題など、食にまつわる様々な課題に対応できる有効な手段として、世界的に注目されているフードプリント技術だが、ハードウェアや最適な材料の開発、衛生面に関する問題など、実用可能なプリントシステムを提供できるメーカーが限られているが、byFlowは実用レベルのフードプリントシステムを提供できる数少ない事業者のひとつである。
3D Food Printing(3Dフードプリンティング)」に特化した各種サービス
id.arts(アイディーアーツ株式会社)では、これまでに3Dフードプリンターの販売や関連サービスのコンサルティングを数多く手掛けており、その経験を活かした3Dフードプリンティングに特化した各種サービスをご用意しています。
詳しくはこちら:https://idarts.co.jp/3dp/3d-food-printing/
関連記事
- 英国菓子大手がチョコレート3Dプリンタを開発
- 安価なチョコレート3Dプリンタ「mycusini」
- チョコレート3Dプリンタ「mycusini」日本出荷対応について
- 3Dプリント技術で廃棄野菜を削減
- オランダに3Dプリントフードレストランが誕生
- 世界初の3Dプリントカクテル
- 英国の食品研究機関がフード3Dプリント技術を研究
- 2020年、東京に3Dプリント寿司店がオープン
- 高齢者介護施設で3Dプリント食品を提供
- 食品廃棄物から生成した3Dプリント食材
- 3Dプリント技術で乾燥ひょうたん容器を造る
- 3Dプリンタで造るクッキー抜型に最適な材料は⁉
- 3Dプリントと調理を同時に行うフード3Dプリンタ
- 3Dプリント技術で美味しいステーキ肉を生成
- 豆と海藻から作られた3Dプリント製「肉」を開発
- レンジや食洗機で使用できるフィラメント『Centaur PP』
- 造形後に体温で変形可能な新フィラメント発売開始
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp