3Dプリント技術で廃棄野菜を削減

デザインと3Dプリント技術で廃棄される野菜や果物を削減するプロジェクト『Salad 2.0』

南アフリカ・ケープタウンに本拠を置くデザインスタジオ「studio H」は、デザインと3Dプリント技術を活用し、廃棄される果物や野菜を削減するためのキャンペーンを展開している。

味や栄養価は同じなのに、見栄えが悪いという理由だけで店頭に並べられず、廃棄される野菜や果物たち。
日本でも度々同様の問題が話題となるが、南アフリカでも見た目の問題から約30%の果物や野菜が店頭に並ぶ前に廃棄されるなど、社会問題化している。

そこで、ケープタウンにあるデザインスタジオ「studio H」は、その解決策のひとつとして、3Dプリント技術を活用した『Salad 2.0』と名づけられたキャンペーンを展開。

デザイナーは、醜い姿の果物や野菜を、3Dプリント技術を用いてより魅力的な食材へと変換する方法を研究。そのプロセスはとてもシンプルで、廃棄される予定の果物や野菜をペースト状にしてゼラチンを加え、適度な粘度を有する材料としてフード3Dプリンタで造形。

果物や野菜のピューレとゼラチンの混合物から生成される食材は、十分な栄養素を確保したまま3次元のカラフルなゼリー状にプリントされる。

近い将来、3Dプリントされる食材は、個々の食事のニーズに合わせてカスタマイズされた栄養成分を含む食品をプリントすることが可能になり、従来の大量消費のための食材とは違った特定のニーズに応じた提供が可能となる。
ダウンロード可能なデザインに応じた形と、個々の好みやニーズに合わせた食材を、即座に3Dプリントすることができるようになれば、医療や介護へも対応可能となり、果物や野菜が苦手な子供でも食べやすい食事を提供することができるようになる。


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