英国の食品研究機関がフード3Dプリント技術を研究

英国食品研究機関Campden BRIが食品産業における3Dプリンティングに関する研究を実施

英国の食品及び飲料研究機関「Campden BRI」は、さまざまな種類の食品素材を使用した3Dプリンティング技術の機能と限界の研究を行っていることを発表。
2018年9月にスタートしたこの研究プロジェクトは、2019年9月までの1年間に渡り、3Dプリント食品の分析、開発および各種試験を通じて、食品業界における3Dプリンティング技術を評価し、そのメリットと課題を特定し提供する。

ブリストル大学の一部門として設立されたCampden BRIは、食品業界におけるフード3Dプリント技術の課題や可能性を探り、実用的な試験により、形状、味、色、栄養の面に優れたパーソナライズされた3Dプリント食品を開発する。

Campden BRIの研究員は、フード3Dプリントシステムによるプロセスとクリーニングやメンテナンスなど、ハード面の実用性能を評価すると共に、3Dプリント食材の保存期間や微生物汚染などの衛生面や、プリントに適した温度、レオロジー特性(粘稠度と流動性)、形状などを研究。

ミートピューレ、果物および野菜ピューレ、ビスケット、ケーキ、クリーム、パスタ、チョコレートなど任意の食材をペースト状に加工した材料を元に、従来の調理技術では実現できない特殊な構造体を生成することができるフード3Dプリンタは、個々人の好みや健康状態に応じて最適なパーソナルフードを提供可能で、医療や介護など、様々な用途への適用が期待され、世界的にも関心が高まっているが、明確なガイドラインが設けられておらず、これまでに発表されたフード3Dプリンタの多くが市販レベルに達していない。

Campden BRIは、この研究成果を発表すると共に、独自のフード3Dプリンタの開発を目指している。


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