デジタルモールドで生産されたマスクストラップ販売開始

スワニーは3Dプリント樹脂型を用いたデジタルモールドを活用して開発したマスクストラップを販売開始

3Dプリント樹脂型を使用して、ABS、PS、POM、PPなどの量産材料で射出成形する最新技術「デジタルモールド」を用いたモノづくりを展開する有限会社スワニー(SWANY)は、長時間に渡るマスク装着でも耳を痛めないマスク用ストラップを生産し、オンラインショップから販売を開始した。

3Dプリント樹脂型を用いた「デジタルモールド」技術から生産されるマスクストラップは、ヘアゴムと合わせマスクの紐に装着するだけで、耳への負担を軽減する。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の蔓延により、マスクの着用が必須となった昨今、長時間のマスク装着による耳の痛みを訴える人が多いが、このマスクストラップは、アジャスターの位置やゴムの長さを調整することで、大人から子供まで誰でも手軽に使用することができる。

このデジタルモールドを活用して開発を行った商品は、現在検証を終えアルミ型での生産を開始した。商品は、半透明ブルー、半透明ブラック、エメラルドグリーン、ピンクの4色セットで販売している。

SWANY WEBショップ:【4色セット】マスクストラップ
※ 写真に含まれているヘアゴムは付属しない。

マスクストラップは、スワニーが本拠を置く長野県伊那市の伊那中央病院へ無償提供されており、医療現場からの評価を受けながら設計変更を進めている。このように、ユーザーからの声を即座に反映させ、迅速に改良を加える事ができるのは、3Dプリント樹脂型を用いた「デジタルモールド」の大きなメリットのひとつといえる。

また同社は、即応性に優れたデジタルモールドの特性を活かし、自社ロゴ入りマスクストラップなどのカスタムオーダーにも対応を予定している。


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