- 2019-11-21
- 3Dプリンタ・各種加工機, 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Dental, Direct Metal Laser Sintering, DMLS, Jewelry, Medical, SHINING 3D, SLM, SLS, 医療, 宝飾, 歯科, 粉末焼結
SHINING 3Dが高度なデュアルレーザーメタル3Dプリンタ「EP-M250 Pro」をリリース
杭州に本社を置く3Dプリンタ及び3Dスキャナメーカー SHINING 3D は、現在開催中のFormnext 2019で、高度な金属パウダーベッド方式(Metal Powder Bed Fusion 以下 MPBF)技術を使用するデュアルレーザーメタル3Dプリンタ「EP-M250 Pro」を発表した。
「EP-M250 Pro」は、革新的なガス流管理システムと最適化されたフィルターシステムにより、安定したビルド環境が確保され、優れたシーリング機能により酸素含有量を最適化。正確なレーザービーム品質管理により一貫した性能を提供。定量的なパウダー供給とコーティングにより、パウダーの無駄が減少。高度なろ過システムによりフィルターの寿命が大幅に延長され、他社同系システムよりも運用コストを軽減する。
中規模な部品生産に適した「EP-M250 Pro」は、262×262×350mmのビルドボリュームを有し、フィルター交換中のノンストップオペレーションと最適化された再コーティング機能によりコーティング時間を短縮して高い生産性を実現。
EP-M250で製造されたカッピング射出成形用金型
EP-M250 Pro スペック
- ビルドボリューム:262×262×350mm
- 光学システム:Fiber Laser 500W (シングルまたはデュアルレーザーオプション)
- スポットサイズ:70um
- 最大スキャン速度:8m / s
- レイヤー厚:20〜100um
- 材料:チタン合金、アルミニウム合金、ニッケル合金、マルエージング鋼、ステンレス鋼、コバルトクロム、銅合金など
- 電源:380V、20A、50 / 60Hz、14KW
- 供給ガス:Ar /N₂
- 酸素含有量:≤100ppm
- 本体寸法:3500×1300×2300mm
- 本体重量:1700kg
- ソフトウェア:EPコントロール、EPハッチ
関連記事
- EOSが量産用に新しいAM材料をリリース
- Shining 3D、小型金属3Dプリンタをリリース
- 日本3Dプリンター、リバースエンジニアリングパックを発売
- Desktop Metalの新たな金属3Dプリントシステム「Studio System」
- Markforged、Metal X 3Dプリンタにインコネル材料を追加
- GEはスウェーデンに新たなAM施設を開設
- プロサイクリスト用の3Dプリント製プーリーホイール
- BMWは自動車製造における3Dプリント技術の活用を拡大
- AM市場は2024年までに356億ドルに達すると予想
- Audi生産ライン効率化のため3Dプリンタの使用を拡大
- HPは過去1年で1000万点以上の3Dプリント部品を製造
- ドイツ大手企業がシンガポールにAM技術研究施設を開設
- BMW新型エンジンに3Dプリント製シリンダーヘッドを搭載
- BMWの次世代EV車「iNEXT」は3Dプリント部品を装備
- MINIは3Dプリンタ等を使用したカスタム部品提供を開始
- BMWは新型i8ロードスターに3Dプリント部品を採用
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp