- 2019-3-8
- 最新情報
- 3DPrinting, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, adidas, Fashion, New Balance, Nike, Reebok, SLS, Sneaker, Sports, アディダス, シューズ, スポーツ, テクノロジー, ファッション, 陸上競技, 靴
ナイキは3Dプリント技術を用いたマラソン選手向けランニングシューズを国内で発売
2018年、独自の3Dプリント技術を用いた競技用ランニングシューズ『Nike Zoom VaporFly Elite Flyprint(ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント)』をリリースしたNIKE(以下 ナイキ)は2019年3月4日、原宿にある「NIKE HARAJUKU」にて同シューズの販売を開始した。
Nike Zoom VaporFly Elite Flyprintは、アッパー部の編み込みテキスタイルに、軽量で柔軟性に長けたTPUフィラメントから作られた3Dプリント素材を使用したランニングシューズ(関連記事はこちら)で、現役のトップランナーにも提供されている。
ナイキの契約ランナーで、ケニア人陸上競技選手エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)は、2018年4月22日に英国で開催されたロンドン・マラソンで同シューズを履き、2時間5分21秒のタイムで優勝している。
今回国内販売開始された3Dプリントシューズの価格は75,000円(税込)と高額だが、先に市販されたadidasの3Dプリントスニーカーとは異なり、誰もが購入できる商品ではなく、購入に際して非常に厳しい条件が設定されている。
購入に当たり応募資格が与えられるのは、2017年3月3日以降のレースにおいて、男性選手はフルマラソンでサブ3(完走タイム3時間未満)、女性選手はフルマラソンでサブ3.5(完走タイム3.5時間未満)のタイムをクリアした選手のみで、更にその中からタイムの早い順に優先的に購入権が与えられると言う、正に実力のあるランナーしか購入することができない特別なシューズである。
Nike Zoom VaporFly Elite Flyprint 購入条件
- 応募受付日時:2019年3月4日(月)7:30AM-8:30AM
※ 後述する応募条件を満たし、時間内に並べる者に限る
※ 受付の順番は、当落の選考に関係なし - 応募受付/販売場所:NIKE HARAJUKU
- 販売方法
※ 応募には後述する条件あり
・応募者全員の申請タイムを集計し、商品のサイズごとにタイムの速い順から優先購入権を付与
・商品の販売は応募受付日の15時より開始。引き渡し期間は2日間 - 販売価格:75,000円(税別)
- 販売サイズ:24cm、25cm、26cm、27cm、28cm、29cm、30cm
- 応募条件
2017年3月3日以降のレースで下記の結果を残し、またそれを次項の方法で証明できる者
男性「フルマラソン 3時間00分00秒以下」
女性「フルマラソン 3時間30分00秒以下」 - 応募時必要書類
・タイムを証明できる記録証またはWebリンク
・顔写真付き身分証明書 (コピー、期限切れ不可) - 優先購入券付与の流れ
7:30~8:30 応募受付
必要書類を提示の上、名前と希望サイズを申告
9:00~10:00 タイムを集計/選考
10:30~ 結果発表 店内で優先購入権の付与対象者を発表
12:00~ 結果発表(email配信)
15:00以降 販売開始 - 引き取り期間
3月4日 (月) 15:00-20:00
3月5日 (火) 11:00-20:00
関連記事
- ナイキは3Dプリントシューズで世界記録を目指す
- adidasは山本耀司とコラボした最新3Dプリントスニーカーを発表
- Carbonが量産用大型3Dプリンタ及びRiddellとの提携を発表
- adidasが3Dプリントスニーカーの国内販売を開始
- 3DプリンタでカスタマイズされたDucati 916
- Under Armor新型3Dプリントスニーカー発表
- ナイキは3Dプリントシューズで世界記録を目指す
- Reebokが3Dプリントスニーカーを米国で発売
- adidasとCarbonが新型3Dプリントシューズを発表
- adidas幹部がCarbon取締役会に参加
- adidasは3Dプリントシューズ量産のためCarbon社と提携
- 芸術と数学が融合した3Dプリントシューズコレクション
- ダンサーの痛みを軽減する3Dプリント製バレエシューズ
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp