マイクタイソンの会社が3Dプリント技術使用の食用大麻製品を開発

マイク・タイソンが設立した企業が3Dプリント食用大麻製品のグローバルライセンスを取得

WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者であった米国の元プロボクサー マイク・タイソン(Mike Tyson)が設立した Tyson Ranch は、3Dプリントされたポリカプセルを含む新しいタイプのエナジードリンク「Smart Cup(スマート・カップ)」を展開するカリフォルニア州拠点のスタートアップ Smart Cups と提携し、3Dプリント技術を使用した食用大麻製品のグローバルライセンスを取得した。

Tyson Ranch は、大麻を広く理解させることを使命とするライセンス&ブランディング企業で、スマート・カップスが開発した特殊な大麻飲料用3Dプリンタの世界的ライセンスを取得。
Smart Cups の技術は、直接プラスチックカップなどに濃縮された3Dプリントマイクロカプセルフレーバーをプリントすることが可能で、カップに水を加えるだけで簡単にフレーバー入り飲料ができあがる新しいタイプのエナジードリンクを提供している。
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Tyson Ranch は、Smart Cups が開発したこの技術を使用して、カップの底面に制御された用量の水溶性カンナビノイド(大麻草に含まれる化学物質)を直接プリントした製品をラインアップする。

Smart Cups 独自のこのプロセスは、飲料の保管や輸送などに掛かるコストを削減するだけでなく、輸送時に発生する有害ガス等の排出量を減らすことができる。更に、スマート・カップに使用されるカップは、環境にやさしい100%生分解性植物ベースのカップを使用しており、環境面にも配慮されている。

世界各地で大麻使用が認められる中、人々は喫煙に代わる新たな嗜好の大麻製品を求めている。オイルやエディブルのような既存の方法では正確に投与することが難しいが、精密プリントプロセスにより制御されるスマート・カップの技術を利用すれば、医療用途を含め多くの大麻製品に転用することができる。

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